住宅用火災報知器を実際に設置すべき場所はどこなのだろうか?
ここでは品確法に基づいて等級別の警報対象エリアと設置場所について一覧表を見ながら確認していこう。
1.火災報知器の等級別設置基準概要
2.品確法に基づく等級別の設置場所一覧表
住宅用火災報知器の設置場所については、
●品確法(ひんかくほう)
に基づいて、等級ごとに設置場所が定められておる。※品確法=住宅の品質確保の促進に関する法律
火災報知器の設置に関する品確法規定も、消防法の改正に伴い変更されておるので要チェックポイントじゃ。
以下に等級別の「警報対象」及び「設置場所」を記載しておくので建築に携わる方は把握しておくと良いじゃろう。
【品確法に基づく等級別の設置場所一覧表】 | ||
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等級別 | 警報対象 | 設置場所 |
1級 | 当該室付近に警報 | 全ての寝室・階段 |
2級 | 当該室付近に警報 | 全ての寝室・台所・階段 |
3級 | 当該室付近に警報 | 全ての居室・台所・階段 |
4級 | 住宅全域に警報 | 全ての居室・台所・階段 |